ワンダーモナ（2001年生、母モナベール）

ワンダーモナ（2001年6月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時16歳）と交配したモナベールが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は馬道繁樹。戦績は、中央平地4戦0勝、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C7-3。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

10月3日、デビュー戦は難波剛健騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

12月8日、中8週で迎えた2戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアウターリミッツをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

4歳（2005年）

1月18日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた4戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7-3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゲイリーゴーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月19日、中4週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

6月15日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップマース賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた8戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の南港特別（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では脚が残っておらず17着に終わった。