サイレントベッド（2003年生、母ビストロドゥパリ）

サイレントベッド（2003年3月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「静かな寝室」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のソウルオブザマター（当時12歳）と交配したビストロドゥパリが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は八田ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、八田ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

11月6日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったモンテチェリーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

11月20日、中1週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

12月3日、中1週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

3歳（2006年）

8月13日、約8か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

9月24日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた6戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4歳（2007年）

1月22日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、日本橋特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

2月5日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた8戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、後続との差を2馬身以上確保して、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。