アキノラブ（2006年生、母タンティバッチ）

アキノラブ（2006年1月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋愛」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時7歳）と交配したタンティバッチが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地12戦1勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

角居勝彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

9月20日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

11月23日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月14日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

3歳（2009年）

5月17日、約5か月の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた4戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

6月28日、中5週で迎えた5戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミスアンコールに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月23日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

11月1日、中9週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

4歳（2010年）

4月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

5月1日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

7月10日、中9週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島良太騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

9月26日、中8週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島良太騎手（4戦0勝）。17頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。