コスモエスメラルダ（2021年生、母コスモリープリング）

コスモエスメラルダ（2021年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時12歳）と交配したコスモリープリングが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2023年のメイクデビュー東京(新馬)。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月5日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のフリューゲルコアに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳G3の京都2歳ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦1勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

3歳（2024年）

1月8日、中5週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラスの3歳1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラスのセントポーリア賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

2月25日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスのデイジー賞（中山芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

7月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

8月18日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス香港賞（札幌芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

11月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた10戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

12月8日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、石神深道騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず18着に終わった。

4歳（2025年）

2月1日、中7週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

3月8日、中4週で迎えた13戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた14戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 雨/良）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた15戦目は、土田真翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

6月7日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土田真翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月27日、中6週で迎えた17戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

9月6日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/稍重）に出走。馬体重は516kg。9頭立ての7番ゲートからスタート。競走除外となった。

12月1日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、BAOO（バオー）へGO!賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。