テイエムクロタカ（2012年生、母タカノドレスアップ）

テイエムクロタカ（2012年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋黒鷹」。毛色は青鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時11歳）と交配したタカノドレスアップが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は多田善弘。戦績は、中央平地15戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、多田善弘から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、竹園正継によって703.5万円で落札された。

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

7月12日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

11月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入った。

12月27日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

3歳（2015年）

1月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた6戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、最後はナムラオツウと並んで3着同着となった。

2月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でA.シュタルケ騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のオメガハートソングを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

3月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下のアルメリア賞（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続でA.シュタルケ騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた9戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の毎日杯（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

6月28日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の奥尻特別（函館芝1800m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

7月18日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

9月21日、中6週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川吉洋騎手（4戦0勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川吉洋騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。