フリーユアマインド（2002年生、母ヴァルールーズ）

フリーユアマインド（2002年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「心を解き放て」。毛色は栗毛。種牡馬のシングスピール（当時10歳）と交配したヴァルールーズが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白老ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、田中成奉によって4,357.5万円で落札された。

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

12月4日、デビュー戦は岩崎祐己騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2005年）

7月2日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/不良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のソリッドシチーをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

7月24日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に敗れた。