ドミノグラス（1992年生、母ドミンガ）

Domino Grass

1992.03.09

ドミノグラス（1992年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時9歳）と交配したドミンガが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

11月5日、デビュー戦は原昌久騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は418kg。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月19日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

3歳（1995年）

1月15日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で原昌久騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた5戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は小迫次男騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、5着に終わった。

8月12日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は原昌久騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、クラウンセンプーにクビ差交わされて2着となった。

8月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

9月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したホクトシルフェを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月24日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた11戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で原昌久騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったラガーウェルズをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

10月15日、中2週で迎えた12戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。