ヤマシロラッキー（2001年生、母ノースエリーズ）

ヤマシロラッキー（2001年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋幸運」。毛色は鹿毛。種牡馬のダミスター（当時19歳）と交配したノースエリーズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）岡崎牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C18。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

9月27日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

12月6日、中9週で迎えた2戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず17着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた3戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

3歳（2004年）

1月11日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

2月19日、中5週で迎えた5戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

3月17日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳F12（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアウトローを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4月15日、中3週で迎えた7戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳F12（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた9戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、3歳F13（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F13（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月31日、約6か月半の休み明けで迎えた11戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9-1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

4歳（2005年）

1月12日、中1週で迎えた12戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C9-3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた13戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンエンジェルに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウワジェイドに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。17頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。