マーブルビショップ（2002年生、母ネジーン）

マーブルビショップ（2002年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋チェスの駒で主教（角）」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロコルージュ（当時7歳）と交配したネジーンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）坂本牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、坂本牧場から「北海道7月当歳市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。同年、坂本牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、下村直によって1,522.5万円で落札された。

田所清広厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

1月10日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4月16日、中8週で迎えた4戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

6月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

7月17日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石橋守騎手（5戦0勝）。18頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた10戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

4歳（2006年）

4月23日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月1日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg絞って迎えた12戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。