テラフィールド（2007年生、母ペイミーキャッシュ）

テラフィールド（2007年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大地＋野原」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時15歳）と交配したペイミーキャッシュが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）梅田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方12戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C2 15。

経歴

デビュー前

当歳のとき、梅田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

5月1日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は524kg。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に敗れた。

5月22日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

8月3日、中6週で迎えた4戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金沢犀川賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月12日、中5週で迎えた5戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマチカネベンセイに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、シゲルヒデヨシに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月17日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた7戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヴェレンクラフトに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月6日、中2週で迎えた8戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったオペラサウンドに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月11日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、BAOO鳥取岩美協賛（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカシノビヨンセに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4歳（2011年）

3月13日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のゼンノドンカスターに1馬身半の差をつけて制した。

4月9日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、サクラデューエルに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のランバレーノに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月6日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

6月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた15戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。