イズミノセチゴ（2005年生、母ヤンチャボニータ）

イズミノセチゴ（2005年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「和泉（大阪府）＋地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴィクトリースピーチ（当時12歳）と交配したヤンチャボニータが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）丸幸小林牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

11月10日、デビュー戦は加藤士津八騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 雨/不良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤士津八騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

3歳（2008年）

3月2日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤士津八騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

4月20日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で加藤士津八騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

10月14日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イソノホウオウに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月26日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-5（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-4（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、一般C5-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

4歳（2009年）

1月26日、中8週で迎えた9戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

2月1日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C30（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

2月22日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた11戦目は、沙希ちゃん2歳誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、ゴールドベガに3/4馬身交わされて2着となった。

4月5日、中5週で迎えた12戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヨシブレイクアウトを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。