コンバットハンター（1985年生、母ナルミローザ）

コンバットハンター（1985年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のスカレー（当時16歳）と交配したナルミローザが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は前川万平。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は1987年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤竹男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

6月28日、デビュー戦は田村正光騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のマエコウヒーローに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月1日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳300万下（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手（3戦1勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳オープン（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田村正光騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。