オンワードトロイ（1985年生、母スズカケⅡ）

Onward Troy

1985.05.28

オンワードトロイ（1985年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトレボロ（当時6歳）と交配したスズカケⅡが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地13戦0勝。

経歴

デビュー前

梶与三男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

12月6日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

3歳（1988年）

1月9日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は安田隆行騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

1月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

5月8日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた5戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は上野清章騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で上野清章騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上野清章騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で上野清章騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で上野清章騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。