サンクンガーデン（2010年生、母サンクスアロット）

サンクンガーデン（2010年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「掘り下げて作った広場・公園」。毛色は鹿毛。種牡馬のチチカステナンゴ（当時12歳）と交配したサンクスアロットが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

12月22日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2013年）

3月3日、中9週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた3戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

6月22日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に敗れた。

8月18日、中7週で迎えた5戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

9月28日、中5週で迎えた6戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

10月10日、中1週で迎えた7戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、三石川特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

11月25日、中6週で迎えた8戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた9戦目は、ディセンバー特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って14着に敗れた。