ブレインストーム（2006年生、母オスカースマイル）

ブレインストーム（2006年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「頭脳攻撃」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時7歳）と交配したオスカースマイルが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C3-4。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

2月15日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

6月6日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

4歳（2010年）

6月24日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のチャハヤに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月6日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るアラタマバイオを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月4日、中1週で迎えた7戦目は、様似町アポイの火まつり賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったノースアグネスにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた9戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた10戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月17日、中8週で迎えた11戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。