プライドエンブレム（2005年生、母ポップス）

プライドエンブレム（2005年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「誇りの紋章」。毛色は青毛。種牡馬のウォーエンブレム（当時6歳）と交配したポップスが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2008年のアポイ山荘賞(一般D1-1)。

経歴

デビュー前

角居勝彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

4月19日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

9月6日、中9週で迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

9月30日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーステーションに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月28日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、アポイ山荘賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るハウリングソウルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。