タイセイミニスター（2021年生、母フロイラインシチー）

タイセイミニスター（2021年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時18歳）と交配したフロイラインシチーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は飛野牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、田中成奉によって1,980万円で落札された。

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月8日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアルナイルをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

4月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦1勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（2戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田口貫太騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に敗れた。

8月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河原田菜々騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のテイエムシップをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。