ヒルノリンベル（2007年生、母ヒルノマリアージュ）

ヒルノリンベル（2007年1月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ベルが鳴る」。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時15歳）と交配したヒルノマリアージュが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は（有）エクセレンスファーム。戦績は、中央平地5戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

1月16日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

5月1日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のエリモダンディズムに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月12日、中5週で迎えた3戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

9月25日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた5戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月20日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。