アイドルメンバー（2005年生、母リメンバーユー）

アイドルメンバー（2005年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アイドル＋構成員」。毛色は鹿毛。種牡馬のレギュラーメンバー（当時8歳）と交配したリメンバーユーが21歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土居牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方18戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

4月25日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

6月12日、中6週で迎えた2戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったファクトリアルから7馬身差の2着となった。

9月4日、中3週で迎えた7戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイロードから1馬身半差の2着に敗北した。

9月18日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月12日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったプリンセスアイリに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のゴールドウイング賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

11月2日、連闘で迎えた11戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったケイゾクに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

11月6日、連闘で馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のオムネテンプスに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月29日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた13戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた14戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイファータッセイに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

12月30日、中2週で迎えた15戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るオグリハリウッドを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3歳（2008年）

1月9日、中0週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のトミノジョーンズに3馬身の差をつけて4勝目を手にした。

1月25日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

2月27日、中4週で迎えた18戦目は、3歳戦の紅梅賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブルーアンビシャスに2馬身半の差をつけて優勝

3月22日、中2週で迎えた19戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦2勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。