パヴェル（2014年生、母Mons Venus）

パヴェル（2014年4月23日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のCreative Cause（当時5歳）と交配したMons Venusが14歳のときに産んだ仔が本馬である。2018年のスティーブンフォスターハンデキャップ(米・ハンデG1)に勝利した他、2018年のパシフィッククラシックスステークス(米・G1)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

3歳（2017年）

7月1日、3頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のLittle Juanitoに4馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月29日、3歳G2のジムダンディーステークス（アメリカ合衆国・サラトガダート1811m）に出走。重賞競走への出走は初となった。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月4日、3歳G3のスマーティージョーンズステークス（アメリカ合衆国・パークスダート1710m）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のTalk Logisticsに6馬身の差をつけて重賞ウィナーの称号を手に入れた。

10月7日、G1のジョッキークラブゴールドカップステークス（アメリカ合衆国・ベルモントパークダート2012m）に出走。G1級競走への出走は初となった。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月5日、G1のブリーダーズカップ・クラシック（アメリカ合衆国・デルマーダート2012m）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月26日、3歳G1のマリブステークス（アメリカ合衆国・サンタアニタダート1408m）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2018年）

2月3日、9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月31日、G1のドバイワールドカップ（アラブ首長国連邦・メイダンダート2000m）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月26日、G1のゴールドカップアットサンタアニタステークス（アメリカ合衆国・サンタアニタダート2012m）に出走。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

最後は、2着のに3馬身3/4の差をつけて悲願のG1初制覇を果たした。

8月19日、G1のパシフィッククラシックスステークス（アメリカ合衆国・デルマーダート2012m）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったAccelerateから約12馬身3/4差の2着に敗北した。

11月3日、G1のブリーダーズカップ・クラシック（アメリカ合衆国・チャーチルダウンズダート2012m）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月2日、M.グティエレス騎手を鞍上に迎えて、G1のチャンピオンズカップ（中京ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

5歳（2019年）

2月2日、5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月30日、G1のドバイワールドカップ（アラブ首長国連邦・メイダンダート2000m）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月8日、ハンデG1のメトロポリタンハンデキャップ（アメリカ合衆国・ベルモントパークダート1609m）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月6日、G2のサバーバンハンステークス（アメリカ合衆国・ベルモントパークダート2012m）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、G1のパシフィッククラシックスステークス（アメリカ合衆国・デルマーダート2012m）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。