ダンツパーソナル（2005年生、母マヤノエルダー）

ダンツパーソナル（2005年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋個人的な」。毛色は鹿毛。種牡馬のラムタラ（当時13歳）と交配したマヤノエルダーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マークリ牧場。戦績は、地方7戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、マークリ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山元哲二によって420万円で落札された。

岡田一男厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2007年）

10月19日、デビュー戦は見沢譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は475kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったバンリートートに詰め切れず、5馬身差の2着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月25日、中4週で迎えた3戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

3歳（2008年）

1月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったナバホをクビ差捉え切れず2着となった。

2月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳（浦和ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったロードサクセスに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

3月17日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

4月29日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマイチスカイを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。