ノボチッチ（1998年生、母ダンサーズシューズ）

Nobo Chitchi

1998.06.12

ノボチッチ（1998年6月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時11歳）と交配したダンサーズシューズが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛渡牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、池ばたによって630万円で落札された。

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

3月31日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未出走（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

5月6日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネルスリルを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

4歳（2002年）

4月21日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月3日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したブリリアントノバを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月18日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

6月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の広瀬川特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。