マルガリータシチー（1999年生、母メシア）

Margarita City

1999.03.20

マルガリータシチー（1999年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエアダブリン（当時8歳）と交配したメシアが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿戸 正幸。戦績は、中央平地10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にてで一口馬主が募集された。

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

3月3日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったアラマサシスターにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

3月31日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

6月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴来直人騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴来直人騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴来直人騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた9戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るシルクロマンスを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月28日、中2週で迎えた10戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハッピーペインターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。