ダスク（2020年生、母フォルクスオーパー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮内牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって3,080万円で落札された。

2歳（2022年）

10月16日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

3歳（2023年）

2月19日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のビップスコーピオンに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

3月25日、中4週で迎えた3戦目は、3歳オープンの伏竜ステークス（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦1勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

5月13日、中6週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート2100m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

11月18日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート2500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

4歳（2024年）

1月6日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、勝ったルーラーリッチにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

3月10日、中8週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のイデアユウシンを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

4月7日、中3週で迎えた10戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの印西特別（中山ダート2400m 晴/重）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のコルサファターレをクビ差振り切って3勝目を手中に収めた。