シンボリグローリー（1989年生、母スイートジョサント）

シンボリグローリー（1989年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモガミ（当時13歳）と交配したスイートジョサントが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地19戦1勝2着1回、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

田村駿仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

7月21日、デビュー戦は津曲幸夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/重）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で津曲幸夫騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で津曲幸夫騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で津曲幸夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で津曲幸夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月16日、中5週で迎えた6戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

3歳（1992年）

4月26日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は津曲幸夫騎手（5戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で津曲幸夫騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月13日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したセンゴクシルバーにクビ差届かず2着となった。

6月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は津曲幸夫騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るアサカフォワードを驚異的な末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲幸夫騎手（8戦1勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の豊栄特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の佐倉特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず最後はトワソンドールと並んで5着同着となった。

10月25日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（東京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

4歳（1993年）

6月20日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は津曲幸夫騎手（9戦1勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた19戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

9月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた20戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた21戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のロードウエーをクビ差制して2勝目を挙げた。

11月28日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月26日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2-1（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1994年）

1月15日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、初春特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西内忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月24日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西内忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた26戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月11日、中6週で迎えた27戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は西内忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた28戦目は、ほととぎす特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた29戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。