ハイパールミノスタ（2009年生、母マルケッタ）

ハイパールミノスタ（2009年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最高の＋きらめき（伊）」。毛色は青毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時9歳）と交配したマルケッタが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三枝牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方6戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三枝牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

平松徳彦厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2011年）

11月8日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は497kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のパラドックビーンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月1日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトライに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月31日、中3週で迎えた3戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

3歳（2012年）

2月11日、中5週で迎えた4戦目は、3歳500万下のつばき賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は田中学騎手（2戦2勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

4歳（2013年）

2月14日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた5戦目は、いこいの村グリーンエコー笠形特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

3月21日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したクラシックヴィオラに半馬身届かず2着に敗北した。

4月12日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエリモロワイヤルに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。