アルデショワ（2022年生、母トラディション）

Ardechois

2022.05.06

アルデショワ（2022年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「フランスのアルデッシュ地方の焼き菓子」。毛色は鹿毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時8歳）と交配したトラディションが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社 ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

田中博康厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

7月6日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したミライヘノブーケに半馬身届かず2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったカガバベルにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

9月14日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のポップグルーヴに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2025年）

3月30日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、舟山瑠泉騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

6月29日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

7月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラスの閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッピーデービーから1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のケイツーギルダーに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。