ウイニングハピネス（2004年生、母フサイチヴィーナス）

ウイニングハピネス（2004年2月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋幸福。レースに勝利し幸福であるように」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時15歳）と交配したフサイチヴィーナスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の天駿記念(一般C32)。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

6月30日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

11月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、天駿記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスズカジェムに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月4日、中2週で迎えた5戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた6戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

4歳（2008年）

1月1日、連闘で迎えた7戦目は、一般C24（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた8戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C28（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月23日、約7か月の休養明けで迎えた10戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。17頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた12戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では伸びが鈍く18着に終わった。