トランジェント（2021年生、母カーニバルダクス）

経歴

デビュー前

3歳（2024年）

1月20日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、勝ったネグレスコに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月16日、中7週で迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

9月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4-1（門別ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた4戦目は、一般C32 C41（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた5戦目は、翔けろ!浦河産馬特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた6戦目は、一般C22 C41（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のエイカイボクサーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

デビュー前

渡辺博文厩舎（佐賀）へ入厩。

11月23日、デビュー戦は山田義貴騎手を鞍上に据えて、一般C2-4（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての9番ゲートからスタート。競走除外となった。

12月22日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、SAGAジョッキーズセレクション（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のショウヘイヒメに5馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

4歳（2025年）

1月12日、中2週で迎えた8戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、王春賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったキャストロゲイルに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

1月26日、中1週で迎えた9戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のノーブルビーチに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

2月16日、中2週で迎えた10戦目は、小草生月賞（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で飛田愛斗騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエクセレンアーサーに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月26日、中4週で迎えた11戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、コモドール賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた12戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、キューバン賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた13戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八九（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったグレイテストワークに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

5月22日、中2週で迎えた14戦目は、ヘルメス賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のバーストオブカラーに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月13日、中2週で迎えた15戦目は、ストーン・フェンス賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた16戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、海王星特別（大井ダート1650m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るゲルタを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

10月5日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、牝馬限定戦のヴァーゴ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた18戦目は、土器坂賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、汐見坂賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったミクニサンビームにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

12月1日、中2週で迎えた20戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、ゼームス坂賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。