パーフェクトキス（1996年生、母パルフェアムール）

Perfect Kiss

1996.03.19

パーフェクトキス（1996年3月19日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のWoodman（当時13歳）と交配したパルフェアムールが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

7月12日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を取り、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、エイシンコールマンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月18日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ラバーズミスに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

11月21日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた4戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

3歳（1999年）

1月5日、中3週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のビブラビブレに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月8日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下の小樽特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

9月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。