カシノフォーティ（1998年生、母ローズヘレン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、柏木務から「大崎市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2000年）

8月5日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた2戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた3戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

10月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

11月26日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るプラントムサシを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2001年）

1月5日、中5週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は西原玲奈騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西原玲奈騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコウセイロマンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（4戦1勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

7月14日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は西原玲奈騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

7月23日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、えびの特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月6日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた14戦目は、大隅特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマークオーから2馬身差の2着となった。

8月18日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は西原玲奈騎手（4戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

9月2日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた16戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は西原玲奈騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天与の闘争本能で諦めることなく走り切り、3着を確保した。

10月6日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（6戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（7戦1勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

4歳（2002年）

5月12日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は西原玲奈騎手（6戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

7月2日、中6週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた21戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般A2（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウチブレーヴからクビ差の2着に惜敗した。

7月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月30日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた24戦目は、霧島賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月24日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた25戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で林陽介騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で林陽介騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月17日、中9週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた27戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で林陽介騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（2003年）

1月3日、中1週で迎えた28戦目は、地方重賞の荒尾金盃（荒尾ダート2000m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で林陽介騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月3日、中3週で迎えた29戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で林陽介騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月1日、中3週で迎えた30戦目は、矢野猛騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミノジョウカーから5馬身差の2着に敗北した。

3月24日、中2週で迎えた31戦目は、地方重賞の大阿蘇大賞典（荒尾ダート2150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野猛騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた32戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野猛騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた33戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野猛騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた34戦目は、エメラルドカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野猛騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた35戦目は、みなづき特別（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野猛騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月1日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた36戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で矢野猛騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた37戦目は、阿蘇烏帽子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢野猛騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。