メモリープリティ（1985年生、母ハシコガネ）
Memory Pretty
1985.04.06
メモリープリティ（1985年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンスキー（当時10歳）と交配したハシコガネが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）待兼牧場。戦績は、中央平地12戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳新馬。
経歴
デビュー前
内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1988年）
2月27日、デビュー戦は溝橋秀吉騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るソラリスを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。
3月5日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定4歳400万下の初雛賞（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。
3月26日、中2週で迎えた3戦目は、4歳400万下のフリージア賞（中京芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で溝橋秀吉騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。
7月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定4歳400万下のなでしこ賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で溝橋秀吉騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で溝橋秀吉騎手（4戦1勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の日田特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で溝橋秀吉騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。
9月11日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で溝橋秀吉騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で溝橋秀吉騎手（7戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。
10月9日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で溝橋秀吉騎手（8戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。
10月22日、中1週で迎えた10戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。
11月5日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（9戦1勝）。17頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。
11月19日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（10戦1勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。