サンタガール（2015年生、母コンパスローズ）

サンタガール（2015年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「サンタ＋少女。サンタガールの衣装から」。毛色は青毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時12歳）と交配したコンパスローズが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。2018年のひまわり賞(牝M1)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

9月18日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は418kg。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月14日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。

3歳（2018年）

2月24日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず15着に敗れた。

4月3日、中4週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた4戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

4月14日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、3歳戦のアサギリザクラ賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のサファイア賞（盛岡芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったテルキーネスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳M1の岩手ダービーダイヤモンドカップ（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したカゼノウタにクビ差届かず2着となった。

7月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳M2のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で南郷家全騎手（7戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

7月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のアカンサス賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で南郷家全騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた13戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳M1のひまわり賞（盛岡ダート2000m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランフルールを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

8月26日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定M1のビューチフルドリーマーカップ（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳戦のイーハトーブマイル（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた16戦目は、3歳M1の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（10戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた17戦目は、秋嶺賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた18戦目は、ひいらぎ賞（水沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（12戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。