クレッシェンドモア（2001年生、母サクラダンス）

クレッシェンドモア（2001年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「だんだん強く、さらに強くなる」。毛色は鹿毛。種牡馬のダミスター（当時19歳）と交配したサクラダンスが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は森俊雄。戦績は、中央平地4戦0勝、地方4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森俊雄から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、衣斐浩によって157.5万円で落札された。

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

5月15日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた3戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

8月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

9月24日、中6週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた6戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C11-1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイシノクロヒメを捕まえ切れず、3馬身半差の2着となった。

11月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C8-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた8戦目は、文原学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C8-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。