スターサンドビーチ（2022年生、母ラブユー）

スターサンドビーチ（2022年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBeach Patrol（当時9歳）と交配したラブユーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はサンコウ牧場。2024年のジュニアクラウンに勝利した他、2025年の笠松プリンシパルカップを制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、サンコウ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

五十嵐冬樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2024年）

6月5日、デビュー戦は小野楓馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったナンパセンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた3戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のハイビスカス特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴーゴーバースデイを次元の違う末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

8月16日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦の春駒特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアイファータイトルに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月23日、中4週で迎えた5戦目は、2歳オープンのジュニアクラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセンゴクブショウを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

10月24日、中3週で迎えた6戦目は、2歳オープンのネクストスター笠松（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

12月3日、中5週で迎えた7戦目は、2歳オープンのゴールドウィング賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺竜也騎手（4戦3勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた8戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのライデンリーダー記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

3歳（2025年）

3月6日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのジュニアグローリー（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4月1日、中3週で迎えた10戦目は、3歳オープンのネクストスター中日本（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンの笠松プリンシパルカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリョーマに4馬身の差をつけて4勝目を手にした。

5月8日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の西日本クラシック（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したキミノハートに半馬身届かず2着に敗北した。

6月4日、中3週で迎えた13戦目は、3歳オープンの東海優駿（名古屋ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月18日、中5週で迎えた14戦目は、3歳オープンのけやき杯（名古屋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（7戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた15戦目は、3歳オープンの岐阜金賞（笠松ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（8戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月13日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、東海菊花賞（名古屋ダート2000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。