シチリアフレイバー（2017年生、母ペガサスゴールド）

Sicilia Flavor

2017.05.07

シチリアフレイバー（2017年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「イタリアの地名＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時7歳）と交配したペガサスゴールドが18歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は丸幸小林牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、丸幸小林牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、尾田信夫によって1,620万円で落札された。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月27日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、伸びてきたトウケイタンホイザ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月23日、中3週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 雨/不良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

3歳（2020年）

2月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月20日、中5週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

2020年8月12日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。