マルノアンナ(2019年生、母キタサンポケット)
Maruno Anna
2019.04.25
マルノアンナ(2019年4月25日)は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「馬主名より+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のヘニーハウンド(当時11歳)と交配したキタサンポケットが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヤマタケ牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、ヤマタケ牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
羽月友彦厩舎(栗東)へ入厩。
2歳(2021年)
9月25日、デビュー戦は長岡禎仁騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬(中京ダート1400m 晴/良)に出走。馬体重は440kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。
10月24日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利(阪神ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で長岡禎仁騎手(1戦0勝)。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
3歳(2022年)
1月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利(小倉ダート1000m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で長岡禎仁騎手(2戦0勝)。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。
2月27日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利(阪神ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で長岡禎仁騎手(3戦0勝)。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。
3月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利(中京ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で長岡禎仁騎手(4戦0勝)。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。
5月7日、中6週で迎えた6戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(中京ダート1200m 晴/良)に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。
5月28日、中2週で迎えた7戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(中京ダート1200m 晴/重)に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、5着に入り込んだ。
6月19日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利(阪神ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は長岡禎仁騎手(5戦0勝)。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。
7月2日、中1週で迎えた9戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利(小倉ダート1000m 晴/良)に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。
8月27日、中7週で迎えた10戦目は、3歳未勝利(小倉ダート1000m 晴/良)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川端海翼騎手(1戦0勝)。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。
10月19日、中7週で馬体重を前走から38kg増やして迎えた11戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳(浦和ダート1400m 晴/不良)に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったギャラクシーセブンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。
11月21日、中4週で迎えた12戦目は、3歳(浦和ダート1400m 曇/重)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で室陽一朗騎手(1戦0勝)。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアンジュレイをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。
4歳(2023年)
2月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、幸せつながるみんなの町 吉川賞(浦和ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で室陽一朗騎手(2戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。
6月27日、約4か月半の休養明けで迎えた14戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四(浦和ダート1500m 曇/良)に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。
7月20日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2五六七(浦和ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は室陽一朗騎手(3戦1勝)。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。
8月10日、中2週で迎えた16戦目は、南区ヒマワリ賞(浦和ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は岡田大騎手(1戦0勝)。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。
8月29日、中2週で迎えた17戦目は、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド浦和 第2戦(浦和ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手(2戦0勝)。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。
5歳(2024年)
2月23日、約6か月の休養明けで迎えた18戦目は、一般C3一二(浦和ダート1400m 雨/重)に出走。鞍上は室陽一朗騎手(4戦1勝)。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。
4月19日、中7週で迎えた19戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、ランチタイムチャレンジ(浦和ダート1400m 晴/良)に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。
5月24日、中4週で迎えた20戦目は、千野稜真騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二(浦和ダート1400m 晴/稍重)に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。
6月21日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3一(浦和ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は吉留孝司騎手(1戦0勝)。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
7月16日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3三四(浦和ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手(2戦0勝)。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。
8月22日、中4週で迎えた23戦目は、ランチタイムチャレンジ(浦和ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手(3戦0勝)。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
9月19日、中3週で迎えた24戦目は、一般C3三四(浦和ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は室陽一朗騎手(5戦1勝)。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したフレールジョワにクビ差届かず2着となった。