ポートサイドカフェ（2011年生、母プラウドウイングス）

ポートサイドカフェ（2011年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「波止場のカフェ。父名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時13歳）と交配したプラウドウイングスが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、谷掛龍夫によって3,360万円で落札された。

大和田成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

9月15日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/不良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3歳（2014年）

1月12日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

12月16日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4歳（2015年）

1月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったクインズフローリーにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

2月3日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた8戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月3日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3ホ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた11戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、あみんこ2歳S特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

3月29日、連闘で迎えた12戦目は、西山裕貴騎手を鞍上に迎えて、島崎遥香生誕前日特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月5日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西山裕貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では賦性の敢闘精神でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、全馬全員応援特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は西山裕貴騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた16戦目は、窪川ポーク特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西山裕貴騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた17戦目は、コシアブラ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西山裕貴騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた18戦目は、鮴丼特別（高知ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で西山裕貴騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2ニ C3ハ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で西山裕貴騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた20戦目は、土佐甘とう特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた21戦目は、土佐赤牛特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月19日、中1週で迎えた22戦目は、はちきん地鶏特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西山裕貴騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。