グランバトール（1987年生、母ロンシヤンロード）

経歴

デビュー前

2歳（1989年）

7月23日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き3着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のホリノチヨクインをクビ差振り切って初白星を挙げた。

9月30日、中3週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

10月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳400万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月5日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、3歳400万下のきんせんか賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したコガネタイフウを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

11月12日、連闘で迎えた7戦目は、2歳G2の京成杯3歳ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳400万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳400万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は中野栄治騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

3歳（1990年）

1月6日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下の若竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のサクラロングオーに3馬身の差をつけて優勝

1月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中野栄治騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた12戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の共同通信杯4歳ステークス（東京芝1800m 小雨/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた13戦目は、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5月4日、中8週で迎えた14戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの菖蒲ステークス（東京芝1400m 雨/良）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた15戦目は、4歳900万下のエーデルワイスステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のさくらんぼステークス（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた17戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のNST賞（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

9月9日、中5週で迎えた18戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた19戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の九十九里特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

10月28日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の河北新報杯（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた21戦目は、津留千彰騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のみちのく特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったビックポイントに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

4歳（1991年）

4月13日、約5か月半の休養明けで迎えた22戦目は、5歳以上900万下の隅田川特別（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下の’91ダービースタリオンズステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は中野栄治騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた25戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の栗子特別（福島芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

7月28日、中5週で迎えた26戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の不知火特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月11日、中1週で迎えた27戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝2000m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の国東特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

5歳（1992年）

3月14日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた29戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって16着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上900万下の房総特別（中山芝2500m 小雨/重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鹿島特別（中山芝2500m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月10日、中2週で迎えた32戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた33戦目は、5歳以上900万下の’92ダービースタリオンズステークス（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた34戦目は、5歳以上500万下（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、4着に入った。

7月12日、中2週で迎えた35戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた36戦目は、4歳以上500万下の牧園特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

6歳（1993年）

6月19日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた38戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝2600m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。