クリアーヒーロー（2001年生、母ヤグラシンメル）

クリアーヒーロー（2001年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋英雄」。毛色は芦毛。種牡馬のサンシャック（当時10歳）と交配したヤグラシンメルが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）田淵牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方35戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

安田寛厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

6月3日、デビュー戦は岡島玉一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月22日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月12日、連闘で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシアワセメガミに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡島玉一騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた6戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月7日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサスピーディに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

10月22日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（2）（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月29日、中9週で迎えた9戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

3歳（2004年）

1月6日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。

2月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた13戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、勝ったワイルドフレイバーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4月19日、中1週で迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエレガンテを自慢の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

5月23日、中4週で迎えた17戦目は、3歳500万下（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた18戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず最後はコパノダヴィンチと並んで14着同着となった。

6月27日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞のサラブレッドカップ（高崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

11月13日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月18日、中4週で迎えた24戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

4歳（2005年）

1月16日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

4月24日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、れんげ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエクストラナンバーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

5月5日、中1週で迎えた27戦目は、北陸製菓（株）杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のクリミナルウィンをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

5月22日、中1週で迎えた28戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、石川県馬主協会長賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月5日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた30戦目は、あじさい特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた31戦目は、蔵重の店片町No1ビル「GI」杯（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマッチザセイムを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中3週で迎えた32戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた33戦目は、北陸ペプシコーラ販売杯（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた34戦目は、（株）三崎ストアー賞（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で江下英昭騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月13日、中1週で迎えた35戦目は、はなみずき特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で江下英昭騎手（8戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のエクストラナンバーをアタマ差振り切って5勝目を手に入れた。

9月23日、中0週で迎えた36戦目は、北陸ペプシコーラ販売杯（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で江下英昭騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた37戦目は、セルフの店「藤江食堂」3周年記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で江下英昭騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた38戦目は、1歳おめでとう!心春生誕記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で江下英昭騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた39戦目は、タテマチグランディールカフェ杯（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた40戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は江下英昭騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた41戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、美香&明子バースデー記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセイビンググレースを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

5歳（2006年）

1月2日、中3週で迎えた42戦目は、（社）石川県馬主協会長賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。