ニッポーワイス（1984年生、母ミスジュンコ）

Nippo Wice

1984.03.13

ニッポーワイス（1984年3月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のターゴワイス（当時14歳）と交配したミスジュンコが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）北英牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

4月26日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は418kg。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るオギマセラッテーを猛烈な末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

5月17日、中2週で迎えた2戦目は、4歳400万下のスイートピー賞（東京芝1800m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したニシノミラーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

6月6日、中2週で迎えた3戦目は、4歳400万下のガーベラ賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（1988年）

2月14日、約8か月半の休養明けで迎えた4戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦1勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

3月20日、中4週で迎えた5戦目は、杉浦宏昭騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

10月23日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上400万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた7戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。