マチカネシシガタニ（1992年生、母ハードエントリー）

マチカネシシガタニ（1992年6月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミホシンザン（当時10歳）と交配したハードエントリーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日進牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

7月1日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサザンヒットを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月12日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

9月10日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

4歳（1996年）

5月4日、約8か月の休み明けで迎えた6戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた7戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず13着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

8月18日、中8週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた10戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で酒井浩騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。