アサクサキャッスル（1991年生、母クインオハラ）

経歴

デビュー前

2歳（1993年）

12月5日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着を確保した。

12月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

3歳（1994年）

8月21日、約8か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセイフクレディーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

9月4日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳吉孝士騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で徳吉孝士騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で徳吉孝士騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエトワールパッサーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で徳吉孝士騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

11月19日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた9戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

4歳（1995年）

6月24日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、谷中公一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

7月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷中公一騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。