ムラサキノキミ（2018年生、母チュロ）

Murasakinokimi

2018.05.17

ムラサキノキミ（2018年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「源氏物語の登場人物」。毛色は鹿毛。種牡馬のヘニーハウンド（当時10歳）と交配したチュロが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は新冠伊藤牧場。主な勝ち鞍は2022年の4歳以上C3。

経歴

デビュー前

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

2月28日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は430kg。17頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた3戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広峰山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

2021年5月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

7月1日、中8週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、3歳C1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は永井孝典騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

12月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた8戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2022年）

1月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のミルトディーズをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

2月2日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた13戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

2022年3月2日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。