ポンマリー（2010年生、母ラブリネスオブパリ）

ポンマリー（2010年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「パリのセーヌ川に架かる橋」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のチチカステナンゴ（当時12歳）と交配したラブリネスオブパリが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方16戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の一般C4五。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

9月17日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

11月24日、中9週で迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に敗れた。

3歳（2013年）

1月12日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた5戦目は、山崎亮誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

6月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は横山和生騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山崎亮誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた8戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

10月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から21kg増やして迎えた9戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

10月8日、連闘で馬体重を前走から16kg絞って迎えた10戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4五（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4五（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4九（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

11月24日、連闘で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、一般C4五（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4五（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトナミゴールドを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

12月24日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

4歳（2014年）

3月25日、約3か月の休み明けで迎えた18戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた19戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月15日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2 12（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は沖静男騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4月29日、連闘で迎えた22戦目は、第五回光彦賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2 12（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマンドリーカに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

7月15日、中9週で迎えた24戦目は、一般C2-6（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。