テイエムタマガイ（2019年生、母テイエムビックイ）

テイエムタマガイ（2019年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+非常に驚く(鹿児島弁)。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンシャーク（当時11歳）と交配したテイエムビックイが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者はテイエム牧場。主な勝ち鞍は2021年の2歳。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

7月3日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

7月10日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

8月14日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

8月29日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は柴田未崎騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた6戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

10月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、セピアムーンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月12日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオメガマックスに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、2歳戦のはかた地どり杯（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月19日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、2歳戦のチャレンジカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（2022年）

1月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のノカイドウ特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

1月21日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦のホワイトスター特選（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川慎将騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、アメリカンウルフにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳オープンのウインタースター特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川慎将騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた14戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のブライトスター特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月10日、中2週で迎えた16戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスプリングスター特別（佐賀ダート900m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、モーモーグリーンに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

4月24日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のレッドスター特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のシャイニングスター特別（佐賀ダート1300m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月21日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のスターダスト特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のスターマイン特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は中山蓮王騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた21戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスターダム特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた22戦目は、3歳地方重賞の佐賀ユースカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中山蓮王騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた23戦目は、3歳戦の七ツ釜特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦のサマースター特別（佐賀ダート1300m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山田義貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた25戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のホットスター特別（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。