エーテルノカゼ（2020年生、母エインセル）

エーテルノカゼ（2020年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「妖精の構成物質エーテル(宇宙空間に満ちている物質)+風。母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のレッドファルクス（当時9歳）と交配したエインセルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、藤田岳彦によって1,760万円で落札された。

渡辺薫彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月6日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したルイスを差し切れず、3馬身半差の2着となった。

11月26日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

3歳（2023年）

2月11日、中8週で迎えた4戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた6戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

6月18日、中9週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月2日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

8月20日、中6週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で団野大成騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

4歳（2024年）

1月2日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、双六賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、藤田岳彦によって1,760万円で落札された。

岩本洋厩舎（川崎）へ入厩。

8月6日、デビュー戦は新原周馬騎手を鞍上に据えて、牝馬限定戦のチョコバナナ賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。10頭立ての5番ゲートからスタート。競走除外となった。

8月23日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、芙蓉特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

9月2日、中0週で迎えた12戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のチョコミント賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた13戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2二三（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は新原周馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。