ニシノヒナマツリ（2014年生、母パラディナ）

ニシノヒナマツリ（2014年2月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋ひな祭り」。毛色は栗毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時11歳）と交配したパラディナが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地17戦1勝。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

6月19日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月30日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では賦性の闘争本能でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた3戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

12月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は藤田菜七子騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

3歳（2017年）

2月18日、中9週で迎えた5戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のメイショウハバネラに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月5日、中1週で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

4月29日、中7週で迎えた7戦目は、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入った。

8月6日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

8月26日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず最後はジェイケイオジョウと並んで7着同着となった。

9月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山元気騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山元気騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

11月5日、中5週で迎えた12戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に敗れた。

4歳（2018年）

2月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（6戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月24日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上500万下の合馬特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（7戦1勝）。17頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、6着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（8戦1勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい15着に敗れた。

5月6日、中8週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山元気騎手（9戦1勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

8月11日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山元気騎手（10戦1勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。