セイウンキラビヤカ（2014年生、母オールザダイアナ）

セイウンキラビヤカ（2014年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋煌びやか」。毛色は鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時8歳）と交配したオールザダイアナが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張中川牧場。主な勝ち鞍は2017年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

1月22日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエイブルサラに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月11日、中2週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のクイーンカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

3月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

5月13日、中8週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1600m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

7月2日、中6週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

4歳（2018年）

4月14日、約9か月半の休養明けで迎えた6戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は武藤雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

9月2日、中9週で迎えた10戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着を確保した。

9月30日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

12月8日、中9週で迎えた12戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の犬山特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚色が衰えて18着に終わった。

5歳（2019年）

2月11日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、狭山市七夕の妖精「おりぴぃ」賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月26日、中5週で迎えた14戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、日光街道幸手宿賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた15戦目は、夜桜賞（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎真騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた16戦目は、やはり土産はさいたま推奨土産品で賞（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

5月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた18戦目は、「うどんとこいのぼりのまち加須」賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた19戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

6歳（2020年）

2月20日、約8か月半の休養明けで迎えた20戦目は、一般C3三四（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山崎真騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた21戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた22戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

4月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般C3三四五（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月25日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた24戦目は、稲苗月特別（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

7月2日、中4週で迎えた25戦目は、一般C3二（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3四五六（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったセクシーヨガに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月14日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田利雄騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで止まることなく走り抜いたが、伸びてきたゴスペル決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。