アロンズロッド（2022年生、母アーモンドアイ）

アロンズロッド（2022年1月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「モーセが海を割った際に使用した杖。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時12歳）と交配したアーモンドアイが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

10月26日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月23日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したベストシーンに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3歳（2025年）

1月18日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

2月8日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でC.ルメール騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るインパクトシーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

10月12日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続でC.ルメール騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のノラリクラリをクビ差振り切って久しぶりの実戦をモノにした。

11月24日、中5週で迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの南武特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続でC.ルメール騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、伸びてきたバレンタインガール決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。